ToneShaperレスポールへの取付け その3(最終回)

 

 

本日も引き続きToneShaperのレスポールへの取り付け作業を行っていきます!

前回で、3wayスイッチとアウトプットジャックの取り付けが完了しました。

 

残る作業は、

 

1.ポット、基板の取り付け

2.各ワイヤーを基板上のターミナルに接続

3.基板上スイッチを好みに合わせて設定

 

の3つだけです。

 

前回までの記事はこちら

ToneShaperレスポールへの組込み その1

ToneShaperレスポールへの組込み その2

 

 

 

それではポットの取付けから始めます。

まずは基板のコネクターに各ポットのワイヤーのコネクターを接続します。

 

上側:ネック側トーンポット

左側:ブリッジ側トーンポット

右側:ブリッジ側ボリュームポット

 

 

基板に各ポットを接続したら、ギターに取り付けます。

最初に基板以外のポットを取付け穴に差込み、最後に基板に直接取り付けられたポットを差し込みます。

 

取り付けたらナット、ワッシャーで固定します。

 

 

次にワイヤーを取り付けます。

基板上の緑色のターミナルにワイヤーを接続していきます。

 

ターミナルへの接続方法は以下の3ステップです。

1.各ワイヤーの芯線を5mm程度露出させます。

2.接続部のボタンを竹串などで押しながらワイヤーを差し込みます。

3.ボタンを離し、ワイヤーを軽く引っ張った時に抜けなければ接続完了です。

 

 

 

基板の指示通りにワイヤーを接続していきます。

上から、「SWITCH」「NECK PU」「BRIDGE PU」「JACK」となっています。

 

 

まずは3wayスイッチのワイヤーから接続していきます。

基板の指示通りの色のワイヤーを接続します。

 

 

次にピックアップのワイヤーを接続します。

基板には色しか書いていませんが、各色は下記のように対応しているので、使用するピックアップに合わせて接続します。

 

BLK:HOT1

WHT:COLD1

RED:HOT2

GRN:COLD2

BAER:グラウンド(アース線)

 

4芯タイプのピックアップでCOLD1とHOT2が繋げられている場合は切り離してそれぞれのターミナルに接続します。

 

今回使用しているピックアップは単芯のため、「BLK」と「BARE」の2箇所のみ使用します。

 

 

アース線は、他のワイヤーや基板に触れないよう、付属の透明チューブであらかじめ保護しておきます。

※写真上側にある透明チューブを適当な長さに切ってアース線を保護します。

 

 

ピックアップワイヤーの接続まで終わりました。

(写真では単芯タイプのピックアップを使用しています。)

 

 

残るはアウトプットジャックのワイヤーです。

「JACK OUT」には白いワイヤー、「JACK GND」には黒いワイヤーを接続します。

 

 

ギター本体からアース線が出ている場合は、基板上のネジ部分に留めます。

複数本ある場合はまとめて入れることもできます。

 

 

ここまで完了したら、後は基板上のスイッチの設定を行うだけです!

ToneShaperレスポール用の主な設定項目はこちらです。

 

MODERN / VINTAGE WIREING

 MODERN:一般的な配線方法です。設定図赤色部分のスイッチをONにすることでボリュームを絞った際の高音域の減衰を抑えることができます。

 

 VINTAGE:ビンテージタイプの配線ではボリュームを絞った際の高音域の減衰は抑えられます。ボリュームとトーンの動作が互いに影響を与えます。

 

 

500kΩ / 300kΩ

ToneShaperでは全てのポットにCTS製の500kΩのものを採用していますが、基板のスイッチで4つのポットそれぞれの抵抗値を300kΩに切り替えることができます。

 

 

DEPENDENT / INDEPENDENT VOLUME CONTROLS

ミドルポジションで使用時のボリュームコントロールの動作を設定します。


 DEPENDENT:片方のボリュームコントロールで音量をコントロールします。いずれか片方のボリュームコントロールを絞ると完全に音が出なくなります。

 

 INDEPENDENT:ネック側、ブリッジ側PUの音量を個別にコントロールすることができます。

 

 

COIL SPLITTING

PUSH/PULLタイプのコントロールポットを使用する場合、PULL側にした時のピックアップの動作を設定します。

ネック側、ブリッジ側PUの動作を別々に設定することができます。


 NORTH COIL:ハムバッキングPU2つのシングルコイルのうち、北側(ネック側)のコイルのみONにします。


 SOUTH COIL:ハムバッキングPU2つのシングルコイルのうち、南側(ブリッジ側)のコイルのみONにします。


 BOTH COIL:ハムバッキングPU2つのシングルコイルをパラレル接続で使用します。

 

※COIL SPLITTING機能は4芯タイプのピックアップのみ使用可能です。単芯タイプでは使用できません。

 

 

TONE CONTROLS – CAPACITOR VALUES

コンデンサの値を変更することで、トーンコントロールの効きを調整することができます。
レスポールタイプのギターでは一般的0.022μFのものが使用されていますが、ToneShaperでは0.022μFを含めて0.010μF0.047μFの範囲で7段階の値を選択することができます。
ブリッジ側、ネック側それぞれ自由に値を設定することができます。

 

 

それぞれの設定を決めたら、マニュアルに記載の設定図通りにスイッチを切り替えます。 


設定が完了したら、バックパネルを戻します。
以上でToneShaperの取付けは完了です!

 

また、ToneShaperを搭載するとピックアップ交換がはんだ作業不要になるため手軽に行えるようになります。

 

 

設定はバックパネルを開けるだけで後から簡単に変更可能なので、あらゆる組み合わせを試しながら音作りを楽しむことができます!

 

(2012.10.15更新)