優しく、奥行きのある幽玄なトレモロ!Triode Pedals Neptune!

エフェクターに真空管を。これまで大手から小さなブランドまで、多くの試みが行われてきました。高い評価を得て伝説となったペダルもあれば、真空管である意味が無いと言われることもあるペダルもありました。最近ではエフェクターに真空管が使用される例はほとんどなくなってきています。

真空管というパーツの魔力。たしかにこのレトロで美しいパーツはインパクトがあります。それ故に、デザイン的な意味で使用されたのではないかと考えられることもあります。また、昨今のエフェクターのコンパクト化の流れからも、この大柄なパーツは使われることが少なくなっている、そんな風に感じていました。

Triode Pedals Neptuneは、真空管回路を搭載するトレモロペダルです。

ゆっくりとした深いパルスから柔らかできらびやかなトレモロまでを作ります。

Neptuneは真空管をドライブさせ、シグナルのハーモニクスを付加することができます。多くのコンパクトトレモロペダルとは違った、ユニークなサウンドが特徴です。

●コントロール
Swell:トレモロの深さを調整します。
Tide:トレモロのスピードを調整します。
Crest:全体の音量を調整します。基本的に最大付近で使用します。
Space:波形を切替えます。
Time:Tideノブの可変範囲を切替えます。

NeptuneはスタンダードなセンターマイナスDC9Vアダプターで駆動します。電池はお使いになれません。

エフェクトをONにすると、内部LEDが真空管を照らします。また、別カラーのLEDが点滅し、トレモロスピードを視覚的に表示します。

コンパクトなペダルから突き出た真空管と、それを守るガード。まさに強力なインパクトのペダルです。しかし、このペダルの真空管は、飾りではありません。

全てを手作業で制作しています。真空管はソケットを使用しています。ご覧のとおり、ユニバーサル基板と空中配線を駆使した作り。これだけの手間をかけても真空管を使用する意味があるのです。

実際に音を出せば、その意味がわかります。

トレモロペダルとしてはスタンダードなスタイルで、スピードレンジや波形の切り替えスイッチはあるものの、それほど珍しい揺れ方をするペダルではありません。しかし、その音色は圧巻です。

音全体が暖かく丸みを帯びながら、立体的で浮かびがるような存在感を放ちます。

スピードや揺れの深さを最小に設定すれば、真空管回路の作る美しい音色を堪能することもできます。軽いブースト設定もできます。トレモロエフェクトのクリーンブースト機能はオマケのような要素だと思われるかもしれませんが、このペダルは違います。

このペダルをONにする。それだけで大いなる意味が生まれるペダルです。もちろんトレモロエフェクトとしても優秀。立体的なトーンにトレモロをかければ、幽玄で美しいトーンが手に入ります。