2017年

2月

27日

独自の道を歩むブリティッシュアンプの系譜! オレンジアンプ!

ブリティッシュアンプと言えばプレキシアンプをはじめとするマーシャル、そしてブライアン・メイの使用でも有名なVoxアンプが特にその代表格です。

もちろんまだまだUKアンプメーカーはありますが、その中に1つ、異彩を放ちつつ独自の道を歩み、そして高く支持を集めるアンプメーカーがあります。

“Orange”

他のメーカーには無いレトロなデザインと鮮やかなオレンジカラー。白を基調としたフロントパネルには、コントロールノブのラベルが“絵”で表現される。

そして爆音かつ轟音。モダンな整ったハイゲインではなく、爆発力のあるゲインと、滴り落ちるような倍音成分。やんちゃという表現が似合うようなアンプです。

その始まりは1968年。レコーディングスタジオとして始まったOrange Music Electronic Companyは、最初のギターアンプをMatampのマット・マティアスの制作で発売しました。

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2017年

2月

26日

超絶ベースシンセ、pandaMidi Solutions Future Impact I.の真髄!デスクトップエディタ解説第3回!

今でも高値で取引される伝説のベースシンセサイザー、Akai Deep Impactの開発者が自身のブランドで新たに作り上げた新時代の超絶ベースシンセペダル!それがpandaMidi Solutions Future Impact I.。

圧倒的なサウンドを作り上げる真髄、デスクトップエディタの解説です。第1回、そして第2回と続けましたが、今回で全体の機能をご案内できるようになります。

デスクトップエディタはhttp://pandamidi.com/support/からダウンロードできます。

では、続きから。MIDI機能からご覧いただきます。

●MIDI、ポルタメント、キーボードブロック

このブロックのパラメータは、Future Impact I.がMIDI Inを使用する際の設定を行います。Future Impact I.はベースを接続するか、MIDIからコントロールするかで内部的には別のモードになりますが、スイッチは必要ありません。モード切替えは自動的に行われます。Input端子にベースのシグナルがあればBassモードに、MIDI In端子にNote OnシグナルがあればMIDIモードに切替わります。そのため、MIDIからFuture Impact I.を操作する場合、Inputからのオーディオシグナルが無い状態にします。
Bassモードではベースシグナルのエンベロープでフィルターカットオフはコントロールされますが、MIDIモードではキーベロシティのVCFカットオフをコントロールします。

・PBD RANGE(0~12):ピッチベンドレンジを半音単位で設定します。ピッチベンドホイールでピッチを可変した際のFuture Impact I.の動作を設定します。

・TRAMSP OCTAVE(-2~1):入力されるMIDIインフォメーションをFuture Impact I.の音程に合わせるため、入力される音程に-2、-1、0、+1オクターブの移調をすることができます。Future Impact I.は4~6弦ベースの音程をカバーしています。

・PORTAMENTO TIME(0~127):このパラメータを0以外に設定すると、ピッチチェンジの際に設定した時間でポルタメント(ピッチグライド:ピッチチェンジをスムースに移行する)を行います。

・PORTAMENTO MODE:このモードがfix timeに設定されていれば、ピッチチェンジ時のピッチステップの大きさに関わらず、常に同じ時間をかけてポルタメントを行います。fix rateに設定されていれば、ポルタメントレート(ピッチグライドの速度)は常に一定で、ターゲットノートに到達するまでの時間はスタートノートとターゲットノートの音程差により変わります。

・T/G MODE:gateモードとtriggerモードを切替えます。gateモードでは新しい音を開始する前に全てのキーを離す必要があります。triggerモードではキーが押されるたびに新しい音のアタックを開始します。

・PRIORITY(lower / upper / first / last):このパラメータは、同時に複数の音が入力された際にFuture Impact I.がどう動作するかを設定します。lowerでは最も低い音程を、upperでは最も高い音程を、firstでは最初に入力された音を、lastでは最後に入力された音を再生します。


●メインアウトプットミキサーブロック

エフェクトセクションにつながる最後のアウトプット前にはシンプルな2チャンネルミキサーがあります。このブロックではミキサーのコントロールを行います。

・BASS / VCF(0~127):このセッティングで、ダイレクトベースサウンドとVCFを通したシンセサイザー/ハーモナイザーサウンドのバランス(ラウドネス比)を調整できます。

●エフェクトブロック

エフェクトブロックでは3種類のエフェクトを選択することができます。(今後のアップデートで拡張予定です。)

・TYPE(off / chorus / overdrive / equallizer):ここでエフェクトタイプを選択します。off(バイパス)、chorus(コーラス/フランジャー/スラップバック/リバーブ)、overdrive(オーバードライブ)、equallizer(イコライザー)を選択できます。各エフェクトタイプごとのパラメータは後述します。

・BASS/VCF(0~127)(off / on):ベースとVCFの2つのメインサウンドにそれぞれどの程度エフェクトをかけるかを設定します。エフェクトタイプにより、数値が同じでも違った動作をします。タイムモジュレーションエフェクトでは0~127の連続可変スケールでドライシグナルとエフェクトシグナルのブレンドレシオを設定します。オーバードライブやイコライザーではブレンドはありませんので、パラメータがoff/onのみとなります。これはそれぞれのサウンドにエフェクトをかけるかどうかを選択します。

●エフェクト1:chorus(コーラス/フランジャー/スラップバック/リバーブ)

このエフェクトはフレキシブルにパラメータをコントロールできます。パラメータによってコーラス、フランジャー、スラップバックエコー、そしてシンプルなリバーブを作ることができます。
このエフェクトには2つのモジュレーション可能なディレイライン、モジュレーターとして使用できる2つのLFOがあります。2つのLFOはどちらがどちらのディレイライン、というように固定して割り当てられているわけではなく、それぞれのLFOがそれぞれのディレイラインをモジュレートできます。

・LFO A FRQ, LFO B FRQ (0~127): 2つのLFOの周波数を設定します。

・LEVEL1, LEVEL2 (-64~63): 2つのディレイラインのアウトプットレベルを設定します。振幅はマイナスに設定することも可能で、ディレイタイムの値をごく小さく設定した場合や2つのディレイタイムを近く設定してフランジャーエフェクトを作る際に重要な値です。

・DELAY1, DELAY2 (0~127):ディレイタイムを設定します。最大ディレイタイムは160ms程度です。ディレイとモジュレーションを合わせて使える音となるよう設定します。

・MOD1A, MOD1B, MOD2A, MOD2B (0..127): LFO AとBがディレイ1と2をそれぞれモジュレートする際の振幅を設定します。

・FBCK LEVEL (0~127): フィードバックレベルを設定します。発振が発生しないようにディレイのフィードバック値を設定します。発振すると音が完全にブロックされることがあります。

・FBCK DMP (0~127): フィードバックダンプパラメータです。フィードバックパスにローパスフィルタを適用し、ナチュラルで温かなサウンドを作ります。

●エフェクト2:overdrive(オーバードライブ)

・DRIVE (0~127): 歪みの強さを調整します。
・LEVEL (-6~+6):アウトプットレベルをdB単位で設定します。DRIVEパラメータの設定により、アウトプットレベルが変化することがあります。その際にはこのLEVELパラメータでレベルの調整を行います。




●エフェクト3:equallizer(イコライザー)

イコライザーはベースシェルビングコントロール、2つのパラメトリックバンドイコライザーステージ、トレブルシェルビングコントロールから構成されています。

このセクションではグラフィカルエディターを使ってイコライザーを操作することもできます。上部にあるフェーダーとエディターのアイコンをクリックすることで、フェーダーとエディターを切り替えることができます。

・BASS FRQ (0~127): このコントロールはベースシェルビングフィルターの周波数を50~270Hzの範囲から設定します。

・BASS SLOPE(0~127):ベースフィルターのスロープ(可変の急峻さ)を調整します。3~10dB/octaveの範囲から設定します。

・BASS BOOST(-20~+20):±20dBまでのブースト/カットが可能です。

・MID1 FRQ, MID2 FRQ (0~127): 2つのパラメトリックイコライザーステージの中心周波数をそれぞれ設定します。170~7000Hzの範囲で設定します。

・MID1 Q, MID2 Q (10..100): 2つのパラメトリックイコライザーのレゾナンス(Q)を1~10の範囲で設定します。

・MID1 BOOST, MID2 BOOST (-20~+20):±20dBの範囲でブースト/カットを行います。

・TREBLE FRQ (0~127):トレブルシェルビングフィルターの周波数を2000~7000Hzの範囲から設定します。

・TREBLE SLOPE (0..127):トレブルフィルターのスロープ(可変の急峻さ)を調整します。3~10dB/octaveの範囲から設定します。

・TREBLE BOOST (-15..+15):±15dBまでのブースト/カットが可能です。

Future Impact I.本体のParameterノブで選択できるEffectパラメータはここで設定したイコライザーを調整が可能です。Effectパラメータを5に設定すると、ここで設定したイコライザーがそのまま反映されます。Effectパラメータを上げるとTREBLE BOOSTが2dBずつ増加し、BASS BOOSTが2dBずつ減少します。MIDコントロールは変化しません。Effectパラメータを上げると音がシャープになり、下げると温かな音になります。

グラフィカルエディターを使用すると、マウスを使ってドラッグすることでフィルターステージの周波数(左右)とブースト/カット(上下)を調整できます。
右クリックをしながらドラッグすると、ベースとトレブルシェルビングフィルターのスロープと2つのミッドパラメトリックイコライザーのQを可変することができます。


●ブロックアジャストモード

エディターにはブロックごとにまとめてコントロールをアジャストする3つのオプションがあります。8つのプロセッシングブロックを選択(Select All/Clear Allボタンからまとめて選択/解除が可能)し、それらのパラメータをまとめてコントロールできます。

・Default:ブロックをデフォルトパラメータに設定します。
・Reset:ブロックの操作を元に戻します。
・Random:ブロックの全てのパラメータをランダムな値に設定します。


MIDI
Future Impact I.は、下記のMIDIインフォメーションを受信することができます。
・NOTE ON (ベロシティ含む)
・NOTE OFF
・PITCH BEND
・PROGRAM CHANGE (1~99でプログラム1~99を選択)
・MODULATION (コントロール1;デフォルト値:127)
・BREATH CONTROL (コントロール2; デフォルト値: 127)
・MIDI VOLUME (コントロール7; デフォルト値: 127)
・SOSTENUTO (コントロール66; エフェクトOn/Off) 値が64未満でエフェクトOFF、64以上でエフェクトON
・SOFT PEDAL (コントロール67; プログラムデクリメントスイッチ) 値が64以上ならステップダウン後にスクロール、値が64未満で停止
・FILTER CUTOFF (コントロール74; デフォルト値: 64) 


補足1:MODULATION(コントロール1)はVCFとVCOのLFOモジュレーションにルーティングされます。Depthが設定されている値は、コントロール1の値が127(最大)のときに到達します。実際、プログラムされているモジュレーションの値にはMIDIコントローラーの値/127が掛けられます。
Future Impact I.をキーボードで操作し、Modホイールを使ってホイールをリリースすると、コントローラーの値は0になり、これらのDepthの値も0になります。そのままキーボードを外し、Future Impact I.にベースを接続して音を出すと、モジュレーションがかからない状態となります。その時はFuture Impact I.をOFFにしてからONにし直して下さい。

補足2:MIDI VOLUME(コントロール7)はFuture Impact I.の最終出力で調整を行います。この値はプログラムパラメータから独立しています。キーボードやMIDIペダルでFuture Impact I.のボリュームを調整し、それらを切断してからデフォルトの値に戻すにはFuture Impact I.をOFFにしてからONにし直します。

補足3:BREATH CONTROL(コントロール2)はアウトプットミキサーのVCFボリュームをコントロールします。MIDIブレスコントローラーが127(最大)に設定されていれば、その値がプログラムされたプリセット値となります。BREATH CONTROLはMIDI VOLUMEと2つの点で異なっています。
1:このコントロールはシンセボイスの音量のみを調整し、ベースの音量は可変しません。
2:このコントロールはエフェクト前に設定します。このコントロールをプルダウンしてもディレイエフェクトはミュートされません。

補足4:NOTE ON、NOTE OFF、PITCH BENDはMIDIモードでのみアクティブとなります(MIDI NOTE ONを検知すれば自動的にMIDIモードになります)。他のコントロールはMIDIモードとBassモードの両方で有効です。

・MIDIスルー:Future Impact I.のMIDI Outは、MIDI Inから入力されたインフォメーションをミラーバックします(Conrol6:Data Edit、NRPNコントローラー、SysExを除きます)。

・プログラムチェンジアウト:Future Impact I.でプログラムの変更が行われた時、MIDI OutからFuture Impact I.が受信するMIDIチャンネルでプログラムチェンジコマンドを送信します。Programスイッチやプログラムデクリメントコマンドを受信してプログラムを選択中は影響しません。MIDI Inからのプログラムチェンジシグナルを受信した場合はプログラムチェンジアウトが行われますが、MIDIスルーによりいずれにせよ同じシグナルが出力されています。

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2017年

2月

25日

ブライアン・メイのトーンの秘密とは!Catalinbread Galileo MKIIが解き明かす!

英国の国民的ロックバンドであり、世界的に人気、ロックの殿堂に燦然と輝Queenのギタリスト、ブライアン・メイ。

その厚みのある独特のサウンドは、多くのプレイヤーを魅了してきました。

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2017年

2月

24日

ワンコントロールのBJFペダルをベースで弾いてみよう!BJFが可能性を探ります!

ミニペダルながら圧倒的なサウンドを作るOne Control BJFシリーズ。ベース用ペダルもありますが、多くがギター向けに作られています。

でも実は……ベースでもいけるペダルがあるんです。

BJFとベーシストSteve Araujoが共にその可能性を探っています!

まずは動画をご覧下さい!

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2017年

2月

23日

世界で人気のモダンピックアップ、Lundgren。メシュガーのフレデリック・トーンデンタルも認めたそのサウンドとは!?

北欧スウェーデンにて、ハンドメイドでピックアップを制作するLundgren。

そのピックアップは世界中で高く評価され、特にモダンなトーンを求めるプレイヤーからは高く支持されています。

その理由が、このピックアップ。メシュガーのフレデリック・トーンデンタルの要望を叶えて制作されたピックアップです。

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2017年

2月

22日

新しいブログを書く超絶ベースシンセ、pandaMidi Solutions Future Impact I.の真髄!デスクトップエディタ解説第2回!

伝説のベースシンセペダル、Akai Deep Impactの正統後継モデル。pandaMidi Solutions Future Impact I.は、その歴史、伝説だけでなく、機能やサウンドにおいても現在のベースシンセペダルの中で抜きん出ています。

国内外のアーティストも使用者がどんどん増えているこの超絶ベースシンセペダル。本体での操作も楽しめるんですが、その真髄はデスクトップエディタにあります。

今回は先日のデスクトップエディタ解説の続きとなります。前回はシンセサウンドを作る根幹であるVCOの設定を解説しました。今回はその音色を調整し、シンセサウンドの基本を作るハーモナイザー、エンベロープ、VCFやLFOについて解説します。

デスクトップエディタはhttp://pandamidi.com/support/からダウンロードできます。

●ハーモナイザーブロック

ハーモナイザーブロックには3つのトランスポーズされたハーモニーボイスとディストーションで構成されています。ディストーションへの入力はオリジナルベースサウンドと3ボイスのハーモニーを合わせた4つのボイスがミックスされています。

・MIXER BASS/VOICE1/VOICE2/VOICE3 (0~127):4つのサウンドソースのミックスバランスを調整します。3つのボイスはVOICE1が+1octに固定され、VOICE2とVOICE3は5TH、Octave、Octave+5TH、2Octaveから選択できます。

・HARMONIZER TRANSPOSE VOICE2/VOICE3 (5th / oct / o+5th / 2 oct):VOICE2とVOICE3のトランスポジション(移調)を個別に設定します。5TH、Octave、Octave+5TH、2Octaveから選択できます。2つのボイスを同じ設定にしても完全に同じ音にはならず、ほんの少しのずれが生じます。

・DISTORTION GRADE(0~31):ディストーションエフェクトの歪みの強さを調整します。0に設定してもエフェクトはOFFではありません。

・DISTORTION TONE(0~127):ハーモナイザー/ディストーションパートのトーンを調整します。このトーンをコントロールするイコライザーは2100Hz、Q=0.8に設定されています。コントローラーはこの周波数を±11dBの範囲でカット/ブーストできます。

●エンベロープジェネレーターブロック

・VCA ATTACK/RELEASE, VCF ATTACK/DECAY, NOISE ATTACK/DECAY(1~127):Future Impact I.には3つのエンベロープジェネレーターコントロールがあります。それぞれVCA(Voltage Contolled Amplifier)、VCF(Voltage Controlled Filter)、ノイズジェネレーターです。
それぞれはベースの各アタックでトリガされますが、それぞれには重要な違いがあります。VCAのエンベロープジェネレーターはアタック/リリースエンベロープで、VCFとノイズジェネレーターはアタック/ディケイエンベロープです。
つまり、VCAエンベロープはアタックが0からスタートし、サウンドが最大レベルに達するまで維持し、リリース時にフェードアウトします。VCFとノイズジェネレーターはアタックが0からスタートし、サウンドが最大レベルに達するとすぐに0に戻ります。
さらに踏み込めば、VCAがここで説明したとおりに動作するにはコンピュータからキーボードでドライブされている場合のみです。ベースを使うと、サウンドのディケイはエンベロープのリリースタイムとベースサウンドのナチュラルリリースの短い方になります。これはベースギターからの音をよりナチュラルにするためです。
シンセサイザーサウンドはVCAエンベロープでゲートされていますが、ノイズソースは違います。つまり、NOISE DECAYを高く設定したまま短い音をプレイするとノイズが音符よりも長く発音することがあります。

●VCF(Voltage Controlled Filter)ブロック

VCFブロックにはオーディオミキサー、フィルターカットオフモジュレーション、フィルターパラメータの3つのパートがあります。

・AUDIO BASS / DIST / AR.DIST / SYNTH / NOISE
(0~127):5つのミキサーのバランスを調整します。VCFインプットには4チャンネルミキサーがあります。最初のチャンネルはダイレクトベースギターサウンドです。ハーモナイザー/ディストーションブロックのアウトプットが第2チャンネルのインプットチャンネルに接続されています。第4チャンネルはシンセサイザーサウンド、第5チャンネルはノイズジェネレータです。第3チャンネルのAR.DISTチャンネルは4つ目のチャンネル、つまりシンセサイザーサウンドのスペシャル機能です。
前項のとおり、シンセサイザーサウンドはVCAを通過しています。つまり、アタックタイムを調整すると、ベースのアタックから遅れてシンセサイザーの音がスタートします。AR.DISTチャンネルには第2チャンネルのように歪んだ音が含まれていますが、シンセサイザーの逆位相エンベロープで動作するVCAを通っています。つまり、AR.DISTとSYNTHパラメータを同じレベルに調整し、アタックタイムを大きく調整すると、音色はまずハーモナイザー/ディストーションのサウンドが鳴り、そこからシンセサイザーサウンドにクロスフェードします。この機能を使うことで、シンセサイザーサウンドのトラッキングエラーや遅れをカバーすることができます。

・MODULATION FRQ VINTAGE (off、1~80) / FRQ NEW (36~122):これらのパラメータは同じ機能です。VCFの基本周波数の設定です。Deep Impact SB1の指数関数フィルタコントロール特性の近似が不正確ですが、Future Impact I.は完全に正確です。
しかし、Deep Impact SB1のサウンドをエミュレートするためにはフィルタの不完全さをエミュレートする必要があります。そこで、Deep Impactエミュレーションサウンド(デフォルトのバンク0にある9つのセット)ではFRQ VINTRAGEを使用します。FRQ NEWは使用しません。FRQ VINTAGEがoffに設定されると、FRQ NEWパラメータがアクティブになります。これらのパラメータのスケーリングは、FRQ VINTAGEでは10ユニット/オクターブで、FRQ NEWではフィルタ周波数のMIDIのナンバーです。

・MODULATION ENVELOPE FOLLOWER (0~127) / AD(0~127) / PITCH FOLLOW(0~1):フィルタの周波数は別のソースからダイナミックにモジュレートすることができます。ENVELOPE FOLLOWERシグナルはベース・ギターの音量を正確にフォローします。このソースを使用すればサウンドのダイナミックなモジュレーションが可能です。ADモジュレーションはVCFエンベロープジェネレーターシグナルで、アタックとディ・ケイタイムを調整できます。PITCH FOLLOWは0か1を設定します。0に設定するとフィルタ周波数は固定され、ベースギターシグナルから独立します。1に設定するとフィルタ周波数はベースギターシグナルをトラッキングします。これはホイッスルサウンドを作るシャープなフィルタの調整に有効です。

・MODULATION FRQ 2ND(0~24):Future Impact I.にはVCFが2つあります。これらはパラレルで接続されていて、2つ目のVCFには調整できるパラメータは1つしかありません。それがFRQ 2NDです。レゾナンス(Q)パラメータは1つ目のVCFと同じです。2つ目のVCFは常にバンドパスモードで、カットオフコントロールシグナルも1つ目のVCFと同じです。FRQ 2NDは固定されたハーモニックインターバルとカットオフコントロールシグナル間のオフセットを調整できます。2つのレゾナンスを使うことで、母音のようなフォルマントを作り、人の声のような音を作ることができます。オフセットは半音単位で設定でき、0に設定すると2つ目のフィルターがOFFになります。

・FILTER TYPE:このパラメータはLOWPASS、HIGHPASS、BANDPASS、NOTCH、OFFから選択するパラメータです。OFFからにするとフィルターはバイパスされます。

・FILTER RESO(7~127):フィルターのレゾナンス(Q)コントロールです。パラメータは7~127の範囲で設定できますが、実際に設定されるQは0.7~12.7です。

・24 dB / 12 dB:フィルターのモードを24dB/octaveと12dB/Octaveから選択します。


●LFOブロック

専用のLFOを使用し、VCFとVCOをモジュレートすることができます。

・LFO FREQ(1~127):LFOの周波数を設定します。

・LFO DELAY(0~127):LFOをフェードインするエンベロープはベースの各アタックごとにスタートします。LFO DELAYパラメータはフェードインの発生を遅らせるディレイを設定します。0に設定するとLFOは即座に動作をするようセットされます。

・LFO VCF DEPTH / VCO DEPTH(0~127):LFOでVCF、VCOそれぞれをどの程度モジュレートするかを設定します。

このとおり、設定できる内容は圧巻。そこらのプラグインシンセが逃げ出すほどの設定ができるベースシンセペダルなのです。

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2017年

2月

21日

シビルウォーと呼ばれるビッグマフ!ロシア時代の始まりのビッグマフとは。

様々な歴史を持つビッグマフには、ロシアで制作されていた時代があります。

ビッグマフを発売したエレクトロ・ハーモニクス社は、1980年代に一度倒産しています。主な理由として、創業者のマイク・マシューズ氏は日本からのパーツ供給が途絶えてしまったことを挙げています。

1989年、マイク・マシューズ氏はロシア……当時のソビエト連邦に渡ります。そこで、自身の名を冠したブランドを立ち上げ、いくつかのエフェクトを発売します。その中にはビッグマフの回路を使用した“RED ARMY OVERDRIVE”というペダルもあります。あまりにも数が少ないためほとんど出回ることはありません。

その後、Sovtekを設立し、ビッグマフの名前が復活したのが1990年。その時に発売されたデザインのモデルが、シビルウォーと呼ばれるビッグマフです。

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2017年

2月

20日

究極の空間系ペダル!Eventide H9の基本的な使い方を日本語字幕付動画で学ぼう!

シンプルでコンパクトなペダルの中に膨大な機能とサウンドが詰まったH9シリーズ。

この未来的なペダル、一体どうやって使うの?と思うことがあるかもしれません。実はH9シリーズ、ただ単に機能を詰め込んだだけではないのです。基本的な操作が分かれば簡単にお使いいただけます。

とは言っても、流石に3ノブのアナログコンパクトペダルと比べれば多少の癖があるのも事実です。

この度、Eventide 日本語アカウントにて、H9シリーズの基本的な操作のチュートリアルムービーに日本語字幕付きの動画が完成!この白いペダルはどんなペダルなの?、H9ってよく聞くけど難しそう…などの疑問を解決する助けになればと思います。

1つ1つの動画はそれぞれ1~2分程度。お手軽にご覧いただける内容となっています。ちょっとした空き時間などにでもご覧いただければ、H9の基本操作が分かります。お持ちの方も、改めてご覧いただければ意外と忘れていた操作などもあるかもしれません。

チュートリアルムービーのプレイリスト

全ての動画はこちらののプレイリストからご覧下さい。ここでは特にご質問いただく内容についての動画を掲載します。

 

基本的な設定についての動画です。

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2017年

2月

19日

一番最初のビッグマフ、“トライアングルマフ”の特徴とは!? ビッグマフとジミの関係も!

長い歴史の中で生まれたモンスター。ビッグマフは、まさにファズ界のモンスターです。

最初のモデルが完成したのは1968~69年頃と言われ、発売までこぎつけたのが71年頃。今でこそヘヴィサウンド、ディストーション的な音など、ビッグマフに対するイメージはある程度の決まりがありますが、当時の音はいったいどんなものだったのでしょうか。

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2017年

2月

18日

プレキシを愛した偉人たち。プレキシサウンドの歴史を振り返ってみよう。

プレキシサウンド。ギターサウンドにとってキラーワードとも言えるこの言葉は、一体どのようなものなのでしょうか。

ロックギターにとって欠かせない、歪んだアンプのサウンド、それを初期に作り出したのがプレキシアンプでした。アンプは歪んではいけないということが常識だった時代。クランチ程度の歪みを“我慢して”使っていたギタリストに、衝撃的な音が知られるようになります。

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2017年

2月

17日

キュウソネコカミのオカザワ カズマさんとヤマサキ セイヤさんから最新のペダルボード写真をいただきました!

全38公演の「DMCC REAL ONEMAN TOUR 2016-2017〜ボロボロバキバキ クルットゥ!ツアー〜」を回っている、キュウソネコカミの-Gt.オカザワ カズマさんとVo.ヤマサキ セイヤさんのペダルボード写真をいただきました!

まずはこちらの写真から!-Gt.オカザワ カズマさんのボードです。

ARC-3を中心に組み上げられたボードです。KORG Pitchblack Custom、Lind6 M9、EMMA ReezaFRATzitz II、Eva Stabi & Phase、Mu-Tron II、Fulltone OCD、Digitech Whammy 5、Creation Audio Labs MK4.23、そしてOne Contorol Lemon Yellow Comp、Granith Grey Booster、VALETON HELL FRAME、MAD PROFESSOR New Fire Red Fuzzが並びます。


そしてVo.ヤマサキ セイヤさんのボードです!こちらはProvidence PEC-04を中心としたボード。Fulltone OCD、BOSS BD-2、t.c.electronic Flashback、Polytune Mini、Option5 Overdrive II、Sweet Honey Overdrive Deluxe。さらにABBOX with 2DCOUT、そしてTri Loopを使用中!電源にはDistroが使われています。

また、このボード、ビニールのようなものが掛けられています。準備中…ではなく、このままステージでプレイされます。

ステージでは様々な汚れの原因が飛び交うことがあります。機材を守りながら、操作性も犠牲にしない。そのために考えられたのがこのカバーを付けたままのプレイ。これは効果あります!是非ご参考に!

オカザワ カズマさん、ヤマサキ セイヤさん、ありがとうございました!

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2017年

2月

16日

進化を続けるNeunaber Audio Effects!ペダルをカスタムするソフトも新しくなりました!フェイザーやフランジャーも選択可能!

コンパクトペダルがいろいろなエフェクトに!PC/Macと接続して様々なエフェクトを使うことの出来るNeunaber Audio Effects。そのソフトウェアが一新され、さらに進化を遂げました!

最新のソフトウェアと、選択できるエフェクトの数々をご案内します!

対応するのはNeunaber Audio Effectsのステレオペダル。特にV2は、全てのエフェクトをフル機能で使うことができます。

こちらが新しくなったソフトウェア、“Expanse”。こちらからダウンロードできます。対応システムは以下のとおりです。

・Mac OS X 10.7以降 64bitプロセッサーのみ

・Windows XP/Vista/7/8/10

画面左側にはエフェクトのリストが表示されています。ペダルに設定したいエフェクトのカテゴリタブを選択すると、さらに選択できるエフェクトのリストが展開されます。選択できるエフェクトに制限はなく、左側に表示されている全てのエフェクトを選択してペダルに読み込むことができます。
選択したエフェクトをペダルに設定したい時は、画面右下のUpdate Effectをクリックします。

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2017年

2月

15日

超絶ベースシンセ、pandaMidi Solutions Future Impact I.の真髄!デスクトップエディタを使ってみよう!

伝説のベースシンセペダル、Akai Deep Impactの正統後継モデル。pandaMidi Solutions Future Impact I.。

本体だけでも十分に使えるペダルなんですが、デスクトップエディタをお使いいただければその真髄に触れることができます。

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2017年

2月

14日

1ループボックスとABボックスの違いとは? シンプルなOne Control Minimal Seriesで比べてみよう!

大型のスイッチングシステム、BJFシリーズのエフェクター、ソルダーフリーケーブル……One Controlには多岐にわたる多くの機器があります。

中でも特にシンプルで人気のMinimal Series ABBOXとMinimal Series 1LoopBoxは、全てのスイッチャーの基本とも言える2つのペダル。では、これらはどのように違うのでしょうか。

まず、2つの基本的な説明から。

One Control Minimal Series ABBOXは、1つのシグナルを2系統に切り替えることのできるペダルです。非常にシンプルなパッシブ回路で構成されているため、様々な使い方に対応します。
例えば、2台のアンプの切替や、チューニング時にミュートできるチューナーアウトとして、ステレオ出力のLRの切替など。さらに、RED/BLUEのアウトプット側からINPUT側にシグナルを流すこともできるので、2本のギターやベース、シンセサイザー等、複数の楽器を1台のアンプやミキサーのチャンネルで使う際に即座にインプットを切り替えられるインプットセレクターとしてもお使いいただけます。
シグナルへの影響を最小限に抑えるため、One Control Minimal Series ABBOXは機械式のフットスイッチを用いたトゥルーバイパスを採用しています。

One Control Minimal Series 1LoopBOXは、最小限のサイズにエフェクトループを搭載したペダルです。One Controlでは、画期的なPCB配列を用いたことにより、このサイズの1LoopBOXをPCBで製作することに成功した、世界で初めてのマニュファクチャーです。

1LoopBOXは、様々な使い方のできるペダルです。OFF時にはINPUTから入力されたシグナルはOUTPUTから出力されますが、フットスイッチを踏むと、INPUTから入力されたシグナルがSENDから出力され、RETURNから入力されたシグナルがOUTPUTから出力されます。
シグナルへの影響を最小限に抑えるため、One Control Minimal Series 1LoopBOXは機械式のフットスイッチを用いたトゥルーバイパスを採用しています。

エフェクトループとして使用すれば、複数台のエフェクターをまとめてON/OFFすることができるようになり、またバイパス時に音が大きく変わってしまうヴィンテージエフェクターなども、現代的なトゥルーバイパスのペダルとして使うことができます。
INPUTとSEND、OUTPUTの端子だけを使えば、1LoopBOXはAB Boxとして使うことが出来ます。フットスイッチを踏めばSENDとOUTPUTに出力が切り替えられるので、チューナーアウトやアンプの切替などにご使用いただけます。
INPUT、RETURN、OUTPUTの端子だけを使えば、複数の楽器を切り替えて使う際に便利なインプットセレクターになります。INPUT側とRETURN側、それぞれから楽器を接続することで、フットスイッチで有効な楽器を切り替えられます。
INPUTとOUTPUTの端子だけを使えば、このペダルはミュートスイッチとなります。フットスイッチを踏むことで出力をミュートさせ、もう1度踏めば出力を元に戻すことができます。

 

どちらもパッシブ回路を用いているため、これらの機能を使用するための電源は不要です。(LEDを点灯させ、現在の状況を表示させるためにはアダプターが必要となります。)

●ABボックス

ABボックスは、信号の経路を切り替えるためのスイッチャーです。例えば片方をチューナー、片方をアンプとしてチューナーへの信号を分岐したり、2つのエフェクトの経路を切替えて2台のアンプを使ったりするような時に使えます。

ABBOXはもちろん、実は1LOOPもABボックスと同様に使うことができます。端子の位置が違うので、ペダルボードの形状などで使いやすさは違うかもしれません。

●インプットセレクター

ABボックスのもう1つの機能です。信号を出す先を変えるのではなく、入力元を変えます。2本のギターやベースを切替えて使う際などに便利です。

ABBOXは、逆向きに使うことでインプットセレクターになります。パッシブだからこそ出来る技です。1LOOPの方は、向きを変えずにインプットセレクターとして使えます。こちらも端子の位置や向きが違いますので、使いやすい方を選んでいただければと思います。

●1LOOP

ABBOXでは使うことのできない機能です。1LOOPならではのエフェクトループとしての機能。SENDとRETURNの間にエフェクターのIN/OUTを接続します。複数のエフェクトをまとめて入れればスイッチ1つで全てのON/OFFをまとめたりできます。さらに1LOOPはトゥルーバイパス。古い機材ではバイパスにすると音が変わってしまうこともありますが、そんなペダルをトゥルーバイパスで使いたい時にも役立ちます。

ご自分のシステムを更に拡張したり、操作性を高める際、こんな小さなペダルが大きな役に立つこともあります。

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2017年

2月

13日

ヘヴィネス、グランジからギルモアやサンタナまで……上質なビッグマフをお手頃に!Animals Pedal Rust Rod Fuzz!

これ、すごいんです。

魅惑のエフェクター、ビッグマフ。
世界中のギタリストから愛されるそのサウンドは、音の壁と表現されることもあります。太く、分厚い倍音成分が迫りくるような音は、グランジやシューゲイザー、ヘヴィネスなど多くの楽曲で活躍しています。特にJ・マスシスをはじめ、ソニック・ユースやKORNなど、ビッグマフを愛用するアーティストは数知れません。

音の壁のような重たい轟音と共に、繊細で伸びやかなリードトーンも大きな特徴です。特にディレイをかけてリードを弾けば、デヴィッド・ギルモアの独特で陰鬱なUKプログレの狂気やサンタナが奏でるラテンロックの伸びやかで太いトーンなど、歴史的な名演を支えたことでも知られています。

実はファズフェイスの印象が強いジミ・ヘンドリクスも、最初期のビッグマフを気に入っていたほどです。

長い歴史の中で多くのデザインや機能の変更があり、それぞれが伝説を持つ。それゆえ多くのプレイヤーから愛されているのではないでしょうか。

Animals Pedal Rust Rod Fuzzは、数ある伝説の中でも特に人気の高い、70年代前半に制作された“ラムズヘッド”と呼ばれる時期のビッグマフを再現することができます。
他の時代と比べるとミッドが強く、メロウなトーンとして知られています。特に伸びやかなリードトーン、さらにTONEを高く設定すればジリジリした音となります。ジャンルを超え、世代を超えて愛される音色です。

本物のラムズヘッドは数も少なく高価で、愛好家でないと入手は難しいでしょう。Rust Rod Fuzzなら、世界中が求める伝説の音色を高い次元で再現することができます。

正直言って、この音がこの価格で再現できるとは思っていませんでした。Skreddy Pedalsの設計のすごさです。プロトタイプが届いて音を出した瞬間、本当にぶっ飛びました。

その時のままの音が、このペダルにはあります。本物のヴィンテージマフ。特にラムズヘッド期の音なら、まずはRust Rod Fuzzをお試し下さい!

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2017年

2月

12日

極上のクラシックファズサウンドを手軽に、今のシステムで作る!Animals Pedal Rover Fuzzです!

クラシックファズの魅力。それは素晴らしいものですが、今のシステムや音圧と合わせると、どうしても音が奥まってしまうようなことがあります。それは単に古い回路をそのまま再現しているから。

ファズというエフェクトに、どんな印象がありますか?
古い音、激しい歪みからクリーンまで広く感情的な表現が出来る。伝説のギタリスト達はこぞってファズペダルを上手く使っていて、特にクラシックロックやブルースなどでは欠かせない、無くてはならないエフェクトです。

一方、強い歪みはジリジリとして、バンドで合わせると前に出ない、音が古すぎて使いにくい、という印象もあるかも知れません。
トップクラスのプレイヤーでないとポテンシャルを引き出せない難しいエフェクトだと思うこともあるかも知れませんし、“本物の”ファズサウンドを得るためにはヴィンテージペダルやハイエンドなハンドメイドペダルでなければならない、と思うかもしれません。

Animals Pedal Rover Fuzzは、ファズというエフェクトの使いにくい、上級者向けというイメージを覆します。

クラシックロックやブルースのリードなどで欠かすことのできない、上質なファズならではの甘く伸びやかなトーン。和音を弾けば尖った歪みでロックンロールなフレーズに彩りを加える。バンドの中でも埋もれること無く、際立った存在感を持ったプレイ。Rover Fuzzなら、そんなプレイにも手が届きます。

Rover Fuzzは、ファズサウンドを知り尽くしたビルダーが回路を設計し、そこに使用するパーツを厳選して制作されたファズペダルです。ただ古い回路をそのまま踏襲したペダルではありません。今の時代のバンドサウンドは、古い時代とは比べ物にならないほど音圧が高まっています。

クラシックファズのもつ味わい、サウンドをきっちりと押さえながら、今のサウンドやシステムに合わせたチューニングが施されているので、今の時代のペダルと合わせても違和感なくクラシックなトーンを出すことができます。

より深く音を追求したいプレイヤーのために、Woolコントロールがあります。このコントロールを使えば、様々なクラシックファズの持つトーンに調整することができるのです。

このコントロールはまさに肝となるでしょう。音を微調整するコントロールですが、じっくり使っていくとこのノブの凄さがお分かりいただけるかと思います。

ジミ・ヘンドリクス、ミック・ロンソンなどのクラシックなトーンはもちろん、SRVのぶっといサウンドやエリック・ジョンソンのような美しいファズまで、まさにこれ1台!ビッグマフ以外のクラシックファズが必要なら、是非お試し下さい!

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2017年

2月

11日

SRODのローゲインバージョン!広く使い勝手の良いOne Control Cranberry Overdrive、Jakeさんによるレビューが公開!

いつもハイクオリティな動画とレビューを公開していただいているJake Cloudchairさんから、One Control Cranberry Overdriveのレビューが公開されました!

【SRODの限定ローゲイン版】One Control | Cranberry OverDrive

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2017年

2月

10日

その音、まさにクラシック!ゲルマニウム全開のOC75レンジマスターブースト!Wren and Cuff She Boost!

日に日に入手が難しくなる、ブラックのOC75ゲルマニウムトランジスタ。しかしそのトランジスタが作る音、特にレンジマスターにOC75はまさに欠かせません。

Wren and Cuffでは、このヴィンテージブラックOC75トランジスタの行方を突き止めることに成功!レアなトランジスタを使い、レンジマスター回路をリファインしてゲルマニウムブースターを完成させました。

美しいアートワーク。Hi-Passノブがヴィンテージレンジマスターからフルレンジブーストまで、ゲルマニウムなトーンを調整できます。

トレブルブーストをすればまさにレンジマスターな音。そしてフルレンジブーストは。。。とんでもなくゲルマニウムな音です。OC75のパワーはもちろん、回路、パーツ全てが合わさってこの音を作り上げます。フルレンジブーストだからといってクリーンブーストとは限らない。むしろクリーンブーストを作ることは不可能。ゲルマニウムな音しか出ないブースターです。

ヴィンテージサウンドの理由は、OC75を心臓部に据え、周りも全てヴィンテージで固めたからではないでしょうか。

カーボンコンポジットレジスタンスをはじめ、細部までレナンドらしいパーツ選択で作られます。

トロピカルフィッシュキャパシタも使用。ヴィンテージな香り漂うブーストペダル。美魔女なブースターです。

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2017年

2月

09日

シンプルなディレイから、ねじれてうねる船酔いサウンドまで!Recovery Effects Viktrolux入荷しました!即納可能!

入荷しました!

個性派ペダルブランド、Recovery Effectsの新製品、Viktrolux!新しいモジュレーションを作ろうと、壊れたテープレコーダーからテープがうねうねと出てしまったような音をイメージしたモジュレーションディレイペダルです。

かなりの個性派なのは確か。でもきちんと制御できるペダルです。コントロールも多いようですが分かりやすい構成です。

TIME:ディレイタイムを調整します。
BLEND:エフェクトシグナルとクリーンシグナルのバランスを調整します。
VOLUME:全体の音量を調整します。
SHAPE:FLUTTERの波形をコントロールします。トライアングルからスクエアウェーブまで可変できます。
FLUTTER:テープフラッターのスピードを調整します。
WOW:メルティングモジュレーションを調整します。
STABILITY:FLUTTERのON/OFFを切替えます。
REPETITION:ディレイのリピートをワンショットとマルチプルで切替えます。

珍しいのはVolumeコントロールがあること。Blendとは別なんです。よくディレイペダルだとDelayとかEffect Levelというコントロールがあり、原音の音量は変えずにそこにディレイを混ぜることはできますが、さらに全体の音量を調整できるのは珍しい。軽いブーストもできるので、コレ1台でちょっとしたリードもいけます。

このこだわり。ディレイベースの個性派エフェクトをここまでハンドメイドするブランド、今時そうそうありません。これもRecovery Effectsならではですね。

STABILITYスイッチでモジュレーションを切れば普通のディレイになります。ワンショットディレイ(1度だけ反復するディレイ)が選べるので、実は常時ONにして音に厚みを持たせるような常識的使い方も可能。しかし真髄はやはりSTABILITYでモジュレーションを有効にした音です。

このモジュレーションがかなりの曲者。ポイントはWOWコントロールです。いわゆるモジュレーションのDepthコントロールのように使うことができるわけですが、これだけで薄く揺らぐような美しく立体感のある音から、おもちゃのバネみたいなびよんびよん跳ねる音、そして“Sea Sick”モジュレーション、つまり船酔い系うねりのサウンドまでがコントロールできます。

FLITTERとSHAPEコントロールはWOWを設定した後で揺れ方を調整する、という使い方が良いのではないでしょうか。真面目なディレイ、少し幻想的なモジュレーション、そして意味不明のびよんびよんサウンドまで。ここまでできるモジュレーションディレイは個性的です。とても楽しめるペダルです。是非体感してみて下さい!

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2017年

2月

08日

オレンジAIABの決定版!One Control Fluorescent Orange Amp In A Boxは本当に音が良いんです!

発売からずっと絶好調!あまりにも評判の良いFluorescent Orange Amp In A Box。

世界的にもここまで音の良いオレンジ系ペダルは珍しいらしく、海外からも多数の動画が出ています!

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2017年

2月

05日

ワンコントロール代表作SRODと、その限定モデル、Lingonberry OverDriveとCranberry OverDriveを比べてみましょう!

One Controlの代表作となった、定番の“赤いオーバードライブ”。Strawberry Red Over Drive、そしてついに両モデルとも入荷となりました、Lingonberry OverDrive、Cranberry OverDriveを比較!

ただのゲイン違いだけ以上の差が、実はあるんです。

まずはハイゲインバージョンのLingonberry OverDriveです。太く倍音の豊かなサウンド。あくまでもスタンダードサウンドでありながら、オーバードライブとは思えないハイゲインにも到達します。

ハイゲインといっても、ディストーションのような無機質感のある音ではなく、あくまでも上質な真空管アンプのもつ暖かなトーンを常に意識させます。音が濁ることもなく、飽和感のある音がポイント。倍音成分も豊富で、これはオリジナル以上です。

例えばマーシャルやフェンダーなどのスタンダードな真空管アンプなら、より激しい楽曲やパートで威力を発揮します。また、コンプレッションがけっこうかかりますので、例えばレガートやライトハンドを多用するテクニカルなリードにも最適。サステインは長ければ長いほど、テクニカルリードの演奏性は上がります。

また、JCや自宅の小型アンプでは、ロックンロール~ハードロックなバッキング用としても最適。どうしてもアンプを歪ませることができない状況で、しっかりとした歪みを作ることができるのはありがたいですね。自宅でのレコーディングにも使えます。

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2017年

2月

04日

モダンマーシャルサウンドを手軽に作るディストーション!80sな風合い感じるディストーションならJHS Pedals Angry Charlie V3!

エフェクターに正解はない。本当にそう思います。

昨日のブログで、手軽なディストーションとは違うプレキシなオーバードライブ、Animals Pedal Major Overdriveをご案内させていただきました。

では、今日は逆に、まさにロックなディストーションペダルをご案内しましょう。こちらも素晴らしいんです。

JHS Pedals Angry Charlie V3は、昨今流行りのAIABペダルというよりも、もっとクラシックなマーシャル系ディストーションと言う方が正しいペダルです。

もちろんかつてのディストーションペダルのように、ゲインを下げようがギターのボリュームを触ろうが、下手をすればピックアップを選択しようが同じ歪みしか出せない、というようなペダルではありません。そこはJHSです。当然のようにギターのボリュームを下げればゲインを変えてクリーンへと戻せますし、サウンドには常にJCM以降のマーシャルっぽい、じわっとした倍音のまとわりつく感じがあって、流石です。

そんなほぼAIABなペダルですが、このペダルの奥底にはやはりディストーションの血が流れています。

ペダルのベースとなったのはかつて一世を風靡した伝説のディストーション、Marshall Guv'nor。それが発展に発展を重ねてこうなるというのもJHSの凄さですが、その根底にある血脈が、このペダルの音に独特のディストーションらしさを与えています。

どこかに見え隠れする無機質さがメタリックな風合いを作り出すので、アンプらしい音でありながら勢いのあるディストーションペダルらしい音を作ることができるのです。

新たに追加されたマーシャルスタックを元にする3バンドEQの使い勝手もアンプらしい操作感を実現しています。それなのに、以前のバージョンよりも強く、血統の奥にあるガバナーの香りが感じられるのです。

今の時代の本気が作ったマーシャルディストーション。何も考えずにロックできるペダルです。

 

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2017年

2月

03日

あの伝説のアンプサウンドを再現!Animals Pedal Major Overdrive!次の名演を生み出すのは君だ!

伝説のアンプというと、何を思い浮かべますか?

歴史に残るロックサウンドの数々の後ろに積み重なるアンプの壁。その伝説の始まりとなったマーシャルアンプは、ギタリストにとって羨望の的です。

Animals Pedal Major Overdriveは、伝説のロックトーンを生み出したヴィンテージマーシャルアンプの音を作るオーバードライブです。

60年代から70年代にかけて作られた英国製のアンプは、後に伝説として誰もが手にしたいアンプになりました。
後にプレキシと呼ばれるようになるそのアンプのサウンドが、Animals Pedal Major Overdriveなら手に入るのです。

プレキシといえばディストーションサウンドのイメージがあるかも知れません。たしかに、手っ取り早くロックな音を作るならディストーションで雰囲気を出すことも出来るでしょう。
しかし、本物のプレキシアンプは、実はディストーションというほど歪みません。ブリティッシュスタックが強い歪みを作ることができるようになるのは、プレキシの時代が終わってからです。

プレキシ以降(JCM800以降)のマーシャルアンプはモダンマーシャルとして区別されます。とくにJCM2000以降は音自体も大きく違っています。現行品のJVMも素晴らしい機能を備えたアンプですが、ヴィンテージプレキシの魔力はやはりまた別物ですね。

Major Overdriveは、プレキシアンプの少しダーティなクリーントーンから、クランチ、そして“フルテン”のゲインを少し超えた辺りまでの歪みを作ることのできるオーバードライブ。つまり、70sプレキシアンプのトーンだけでなく、さらにあえて電圧を下げ、フルテンを超える歪みを得ていたとされる、最初期の“ブラウンサウンド”にまで手が届きます。

70年代初期のハードロックサウンドは、強めの歪みを作っているように思いますが、実はゲインはそれほど高くありません。例えば、Burnなどの低音弦を使った疾走感のあるフレーズは音が前に出るからこそ勢いを増すのです。ローゲインプレキシを大音量にして録音したという逸話も有名です。
本物のプレキシアンプの持つ、意外とゲインは低いのにバンドで合わせると目立ち、歪んで聞こえるトーン。Major Overdriveなら、GAINノブを中央付近にすることでその“マジック”を簡単に再現できます。

さらにGAINを上げていけば、70年代終盤のトーンへと変わります。ライトハンド奏法を多用し、後のギタープレイを大きく変えたEVHの初期“ブラウンサウンド”、そしてレガートを多用したネオクラシカルなインギー的なリードまで、Major Overdriveはカバーします。

Major Overdriveは、まさに本物のヴィンテージブリティッシュバルブアンプの特性です。使えば使うほど、リアルなアンプへの造詣も深まります。

Animals Pedal × Skreddy Pedals

細部にまで徹底的にこだわり抜いたペダル。Skreddy PedalsのMarc Ahlfsが制作するヴィンテージトーンは、世界中のプレイヤーが渇望する、一度味わうと忘れられない、感動的なサウンドを作り続けてきました。
圧倒的なサウンドを作るSkreddy Pedalsのエフェクトは、ヴィンテージパーツやレアなパーツを惜しみなくつぎ込む、贅を尽くした作りでも知られていました。そのため、どうしても数を作ることが出来ませんでした。

誰もが認める最高品質のサウンドを、もっと多くの人に届けたい。
それを実現させるため、Animals Pedalでは、ビルダーのMarc Ahlfsの設計、監修によるペダルをリリースすることになりました。
もはや伝説的な存在ですらある、Skreddy Pedalsの名前を載せる以上、そのサウンドも妥協のないものでなければならない。汎用のパーツで、Skreddy Pedalsの音を作ることが出来るのか、当初は不安もありました。

完成したペダルの音を聞いた瞬間、そんな不安は吹き飛んでしまいました。奥の奥まで丁寧に設計されたMarc Ahlfsの作品は、やはり圧倒的で最高品質のサウンドクオリティを実現していました。それも、完全にSkreddy Pedalsの音です。
ヴィンテージパーツやレアなパーツは一切使用せずとも、掛け値なしに最高の音色を作ることができる。Animals PedalとSkreddy Pedalsのコラボレートが、エフェクターの世界に新たな可能性を示します。

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2017年

2月

02日

今欲しい音はこんな音!ギターサウンドを幻想的に彩るOne Control Dimension Blue Mongerの音を聞いて下さい!

One Controlからの提案!新しい時代の空間系エフェクト!

 

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2017年

2月

01日

どこでもいつでも使えるトランスペアレントドライブ!JHS Pedals Morning Glory V4が人気の秘密!

トランスペアレントドライブという言葉、聞いたことがありますか?

トランスペアレントとは「透明」という意味で、ギターやアンプの持つ音色を大きく変えることなく、そのまま歪みを加えるオーバードライブをトランスペアレントドライブといいます。クリーンブースターが音量を上げるものだとすれば、トランスペアレントドライブはそこに歪みもプラスするものです。

ギター、アンプ本来の音色特性は変えたくない、でも歪みが足りない。音量が足りない。そんな時に使えるのはもちろん、ほぼ常時ONにするドライブペダルとしても優秀なのが、トランスペアレントドライブです。

JHS Pedals Morning Glory V4は、そんなトランスペアレントドライブの中でも特に高い人気です。何故でしょうか。

Morning Gloryとはアサガオのことで、この独特でお洒落なアートワークも、おそらくアサガオをイメージしたものでしょう。この美しいエフェクターは、本当によく考えて作られたトランスペアレントドライブなのです。

通常、トランスペアレントなオーバードライブは、少し使いにくいところがあるものです。上級者向けというか、ギターとアンプでしっかり音が作れるのはもちろん、プレイもきちんとしていないとそれが如実に表に出てしまうからです。

ところが、Morning Gloryは明らかにトランスペアレントな美しい音色であるにもかかわらず、使っていて使いにくさを感じないのです。

その秘密は、音そのものにあります。とにかくバランスが良いだけでなく、きっちりと歪みます。自宅の小さなアンプでもフルアップなドライブサウンドを味わうことができますし、大きなアンプならその迫力をさらにさらに増幅して音を前へと押し出します。

ゲインを最大にすれば、ギターやアンプによっては少しジリっとした質感になります。つまり、コントロール幅が“使える音”の隅から隅までをフォローしているわけです。また、この少しジリっとした音も、まるで古い小型コンボアンプのような特性を付けるという使い方をすることもできます。

多くのトランスペアレントなオーバードライブは、強力なイコライザーが付いていることはありますが、存外、作ることの出来る歪みは多くありません。それは元の音を加工しないことを前提としているためですが、Morning Gloryは歪みの幅も広いのです。ほぼクリーンブースターのような音から始まって、徐々に透明なドライブトーンへ、そこを超えればつぎはクラシックオーバードライブ、そして“チャンプ”系のジリっとした歪みまでをカバー。

それを叶えるのが、GainスイッチとHi-Cutスイッチです。

Gainスイッチは赤い端子を使って外部スイッチでも切替可能。グリーンチャンネルとドライブチャンネルのように使えば、Morning Glory自体をプリアンプペダル的に操作できます。

そしてHi-Cutスイッチ。ゲインを上げるとジリジリした質感が味わえますが、ギターなどによりジリっとした質感が強すぎると感じる時は、これでハイカットをすれば、より暖かでバランスの良いトーンになります。例えばシングルコイルとモダンフェンダーなどに繋ぐなら、ハイカットは必要かもしれません。

本当の意味で“アンプを選ばない”、それなのにアンプサウンドを重視する“トランスペアレントドライブ”なのです。

どんなアンプでも同じ音が出るのではなく、どんなアンプでもそのポテンシャルを発揮しきることができる。Morning Gloryが支持され続ける秘密は、その扱いやすさなのです。

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